組織の中長期目標を達成するためには、どのような人材をどの部署に何人ぐらい必要かといった要因計画が必要になります。要員計画は、人事戦略の肝となる重要な取り組みの一つであり、人事組織が戦略に深く関わっていことが求められる「人的資本経営」の考え方そのものといえます。
要員計画の基礎から応用まで、組織の状況に合わせてご支援します。
要員計画は、事業計画の実現に向けた必要人員数をマクロの視点で決めていくこと。
人員計画は、要員計画を踏まえて、部署部門単位での配置計画や採用計画などを決めていくこと。
採用計画は、要員計画・人員計画を踏まえて、採用に関する人数・能力要件・コスト等を決めていくこと。
そもそも要員計画って何からどのように作成すればいいの?
現場の意向を反映したいが、言いたい放題要求してくる …
要員計画の作成に必要な指標や管理方法がわからない …
私たちの支援の流れと特徴
支援のステップ
人的KPI ・指標分析
過去数年に遡って、組織全体から各チームごとの人員数・生産性などの人的資本関連の重要指標を整理します。
時間軸での分析、組織間での比較などを行い、人に関連する組織課題を定量的に分析します。
現場でのヒアリングを通じた課題抽出
数字では計り知れない人と人との関係性や、感情面も含めた定性的な分析を行います。
最終的に描く戦略が現場に浸透するかどうかの重要な作業となるため、徹底的に行います。
要員・人件費管理に関する課題の特定
定量・定性の両面から見えてくる組織の課題を整理し、数ある課題の中から何が最も重要なポイントなのかを明確にします。組織全体の目指す姿を念頭に課題の絞り込みを行います。
成り行きの、要員・人件費シミュレーション
“将来の目指す姿(目標)を実現したとき”の要員・人件費を見るのではなく、“このまま大きな変化がないことを前提とした成り行き”のシミュレーションを行います。
将来計画を踏まえた、要員・人件費シミュレーション
将来目指す姿を実現したときの要員・人件費のシミュレーションを行います。
成り行きと目指す姿のギャップ分析
“成り行き”と“目指す姿”の間にどのようなギャップが存在するのかを明確にします。
ギャップを埋める、又は実現可能な具体的人事施策の作成・運用
例えば、“目指す姿”を実現するために必要な要員・人件費よりも、このまま成り行きで目標時点に到達した際の要員・人件費が大きく上回る場合も多々あります。その場合は、どのように要員・人件費を圧縮するかも含めて実行可能な計画を立てます。
年度ごとの実績とあるべき姿(目標)のギャップ分析
計画を立てた後は、定期的に実績を管理し、目指す姿とのギャップを常にモニタリングします。
都度軌道修正しながら進めることが重要です。
支援事例のご紹介