“まずは一人”。小さいようで大きな第一歩!
株式会社エコ・プラン様
法定雇用率の未達と採用強化の必要性から
法定雇用率の引き上げに伴い障がい者の雇用数の増加が課題となる中、ただ単に採用するだけでなく、入社後の活躍を
見越した計画的な雇用・定着の実現を目指して取り組みました。
プランニング支援内容
クライアントの状況やご要望に沿って最適な採用プランを作成しました
法定雇用率を満たすまでの採用人数、期限、社内の理解促進度・採用したい人物像・繁忙期等をもとに、いつ・どんな取組をすべきか計画を立てるお手伝いしました。
エコ・プラン様に、アルバイト業務・派遣社員業務・外注している業務・人財不足で課題がある業務を聞き出し、障がい者に任せられる業務を見つけました。
当社独自の評価フォーマットを提示し、エコ・プラン様が望む評価基準を追記してもらいました。
マッチング支援内容
クライアントと障がい者のそれぞれのニーズをマッチさせ、相互理解を深めるご支援をしました
当社のパートナー関係の就労移行支援施設『With You』の見学・就職が近い障がい者との直接交流の場を提供し
マッチングを行いました。
エージェントが聞く事項と当社が用意した質問事項を参考に、面接の取組を支援しました。
就労移行支援施設からの事前情報、当社が見ている対象者の情報をエコ・プラン様に伝え、実習・採用判断のヒントを提供しました。クライアント企業・障がい者本人にインタビューし、合理的配慮事項を明確にしました。
就労移行支援施設と企業との間で交わす契約書の作成を代行しました。
職場定着支援内容
より長く、より生き生きと働き続けることが出来るように、職場定着のポイントをお伝えしました。
就労移行支援施設をまわり、施設を利用している障がい者の方々に、実習応募してもらえるよう声掛けを行いました。また、エコプラン様に対して募集に際してのアドバイスも実施しました。
他社の求人内容を比較し、記載方法をアドバイスしました。
障がい者に業務を依頼する上司、面接での会話時、障がい者との関わり方について具体的にアドバイスしました。
- 月1回福祉施設の職員が面談し、メンタル面での支援を実施しました。
- 月1回当社が面談し、上長に対する人財マネジメント・育成に関するコンサルティングや障がい者に対するオンボーディング支援を行いました。
効果・成果
採用・定着し 、職場の戦力に
障がい者本人からは、「仕事をしていて、不安になることがない環境」 との声を頂きました。
障がい者の上司からは、「職場の戦力になっている。現在、夏の繁忙期を迎えるよう仕事や職場内で誰に何を聴けばよいか理解するなど、準備をしているところ。」という報告を頂きました。
また、社内で障がい者雇用を増やす決定があり、次の取組に入ったとの連絡を頂くなど、障がい者雇用に関する取り組みが力強く進んでいることを実感しています。
クライアントの声
“雇用側・人財の双方にとって価値の高い採用を実現“
当社はこれまで障がい者雇用において以下のような悩みがありました。
長続きしない(業務内容のミスマッチ)
障がい者の方のモチベーションが安定せず、担当している社員の仕事が滞る
これは、面接だけでの特性判断が難しいこと、又社内のフォロー体制の整備不足ということが大きな要因だと認識しておりました。
そのような状況の中で、今回ラクカウさんに支援してもらい良かった点は次の点です。
障がい者雇用に対しての知見不足を補えたこと
障がい者雇用について本音で相談が出来たこと
施設担当者、コンサルタントも同席する面談形式により、心理的安全性の高い面談が出来たこと
スキルが高く症状も安定している、且つ当社との相性が良い人財とのマッチングが実現したこと
実習制度という形でまずは就労体験をして頂くことで、お互いのミスマッチが防げたこと
正式に就労した後も月2回の面談の機会を設けてもらえること ・・・など
障がいに対する幅広い知見や普段中々聞くことが出来ないぶっちゃけ話まで、とにかく雇用側として知っておくべき情報をしっかりとインプットできました。また何よりも、当社と相性の良い人材を見極める過程と実習を通じてマッチングの精度を高めることが出来たことは、双方にとって価値の高い雇用に繋がったと考えています。